好きこそ物の上手なれ

「好きこそ物の上手なれ」の意味を調べてみると「熱中して」等の文言を見かけるが、それがどの様に上達につながるかは書かれているものは少ない。 私は「熱中」すると練習や学習を厭わない為と思っていた。

ところで、仕事などの物事がほとんど上達しない方がいらっしゃる。 本人としては努力してないわけではない様です。 その様な方をよく観察してみるとたくさんの試行錯誤をされている。しかし、その結果(成否)は判断するが原因を見ていない。 どうも物事を認識する能力が極端に低いために失敗の理由を理解出来ず、同じ失敗を繰り返している様です。

他にも「事なかれ主義」の方々も全く上達しない事にも納得が行く。 周りで起きている事を見(認識し)ない様にしているため一切学習しない。

その様に考えると「熱中」すると物事を興味深く見るために認識能力がとても高まっていて上達が早いという事に思える。 「好きこそ物の上手なれ」とは好きならば物事を興味深く見ることの方が大きい意味を成しているのかも知れない。 もちろん、練習や学習を厭わないという事も有るだろうが。